今回は、山での色々なアクティビティを楽しんでいるSuzuさんに、最近挑戦されているクライミングや、この冬に初挑戦したアイスクラミングについて、360度カメラTHETAの画像と共にお話を伺いました!

クライミングの魅力

クライミングはいつ頃から、どんなきっかけで始められたのでしょうか?

登山は2年程前から始めたのですが、クライミングに本格的に挑戦するようになったのは、昨年の夏ごろからです。それまで友人に誘われて二度ほど外の岩でクライミングに挑戦したことはあったのですが、昨年の夏にクライミング熟練者の仲間に誘われて沢登りをしたことがきっかけで、クライミングを一緒にする仲間が一気に増えました。

【妙義山:THETAで撮影】

ひとりでもできる登山とは違い、クライミングは安全確保のため必ず二人以上が必要になります。クライミングを積極的に誘ってくれる熟練者の仲間のおかげで、初心者だった私もクライミングに挑戦できる機会が増えてきました。

クライミングには色々な種類があるうようですが、Suzuさんはどのようなクライミングをされているのでしょうか?

スポーツクライミングが多いですが、アルパインクライミングにもこれからもっと挑戦したくて、練習中です。スポーツクライミングは岩(壁)自体に挑戦することが目的ですが、アルパインクライミングは、山に登ること自体を目的にしていることが大きな違いです。

【城ケ崎でクライミング:THETAで撮影】

スポーツクライミングは、課題をひとつひとつクリアすることで、自分の今の技術を確かめることができます。少しずつレベルの高い岩に挑戦するため、自分自身の成長を感じることができるところも面白いところです。

【屋内クライミング施設:THETAで撮影】

また、スポーツクライミングはひとつの壁を登ってクリアすることを目的にしているので荷物は背負いませんが、アルパイン クライミングは登山を目的にしているため、必要な荷物はすべて背負って登るという点も大きな違いです。

アルパイン クライミングの場合は、ロープやクライミング用のギア、普段以上の防寒具など、普通の登山よりも装備が重い状態で登らなくてはいけません。

八ヶ岳でアルパイン クライミングに挑戦!

アルパイン クライミングはかなりハードな登山スタイルのようですね。これまで実際にアルパイン クライミングにも挑戦されたことはあるのでしょうか?

去年、初めてロープを使いクライミングで山頂まで挑戦したのが、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳です。八ヶ岳連峰にはさまざまなアルパインルートがありますが、阿弥陀岳はその中でもアルパイン初心者向けで登りやすいルートなんです。

登山道を通らないアルパインクライミングは、どうやってルートを探すのでしょうか?

【阿弥陀岳:THETAで撮影】

地図には載っていないルートもあるため、GPSや山アプリ、ネットなどでルートを確認しながら登ります。阿弥陀岳は、クライミングが上手な友人に連れて行ってもらいました。私はアルパインクライミングが初めてだったのでゆっくり5-6時間かけて登り、山頂で夕日を見てから、ナイトハイクで登山道を下山しました。山頂で日が暮れて下山というのは、あまりおすすめしませんが(笑)。

上の写真は、阿弥陀岳にアルパインルートで登っている最中に、THETAで撮影したものです。

クライミングで登るときは、一緒にいる方とはロープでつながった状態で行動するのですね。

【三つ峠:THETAで撮影】

アルパイン クライミングでは、二人以上で安全確保をしながら登ることが前提になります。2人の場合はお互いにロープで結ばれた状態で、片方の人が登っているときは、下にいる人が安全を確保するというシステムで交互で登っていきます。安全確保をするために、ギアを使って強固な支点を作り支えます。

お互いの信頼関係とチームワークが必要になりますね!普通の登山とは違う魅力は何でしょうか?

登山道ではないルートを登るため、より自然に近い環境で山に登ることができ、解放感があります。登山道では見れない絶景も望むことができ、また普通の登山以上に冒険感やワクワク感があるところが魅力です!

妙義山でクライミング

【妙義山:THETAで撮影】

ここはかなりの絶壁に見えますが、、きっと妙義山の中でも難易度高い場所なんですよね⁉

いえ、ここは妙義山の中でもかなり登りやすい場所なんですよ(笑)。群馬県にある妙義山は、バリエーションルートという整備されていないルートやクライミング技術が必要なコースを含んださまざまなルートがある山ですが、ここは岩登りの練習として行った場所です。

【妙義山:THETAで撮影】

これで登りやすい場所なんですね、、、。100メートル以上の高さはありそうですが、、、。

1ピッチがロープ20メートルくらいの距離で、5ピッチ分登る練習で登った場所なので、それくらいはあると思います。複数回のロープワーク、マルチピッチの練習として行った場所です。

この場所でこんな笑顔で撮影できるSuzuさんがすごいです!

【妙義山:THETAで撮影】

アイスクライミングに初挑戦!

この冬は、アイスクライミングにも初挑戦されたそうですね。

はい、クライミングを始めてから、ずっとアイスクライミングに挑戦したいと思っていました。アイスクライミングは、凍った自然の滝や人工的に作られた氷瀑を、道具を使いながら登るアクティビティです。

八ヶ岳にはアイスクライミングできる場所が何か所もあるのですが、今年は暖冬で凍っている場所が少なく、今回挑戦した夏沢鉱泉は、1月下旬時点に八ヶ岳でアイスクライミングできる数少ない場所のひとつでした。

このときは、クライミング仲間総勢15名くらいで行きました。

【八ヶ岳・夏沢鉱泉:THETAで撮影】

アイスクライミングに初挑戦していかがでしたか?

登山もそうですが、私は冬の方が好きなので、クライミングもアイスクライミングの方が楽しかったです!冒険感がある方が、ワクワクして好きなんです。

【中部地方:THETAで撮影】※登攀許可取得

クライミングを好きなってまだ約半年ほどですが、ひとりでは始められなかったクライミングにここまで挑戦できるようになったのは、一緒に行こうと誘ってくれたり、技術を教えてくれたり、一緒に成長して楽しい時間を過ごしてくれる人たちが周りに増えてきたおかげで、仲間たちにとても感謝しています。

THETA SC2について

最後に、今回THETA SC2をお試し頂きいかがでしたでしょうか?

それまで使っていたSCとは違い、本体に独立したセルフタイマーボタンがあることがとても便利でした!

【THETA SC2】

SCを使っていたときは、指映りを減らしてきれいに撮影するため、本体のWifiボタンと電源ボタンを同時に長押しして起動する、セルフタイマー機能を活用していました。

セルフタイマーにしてから、自撮り棒を使ったりTHETA本体の下の方を持ったりして撮影すると、直接シャッターボタンを指で押すよりもきれいに撮影できるんです。でも、小さいボタンを2つ同時に押してセルフタイマーを起動することは、寒い雪山ではとても大変で、肝心なときに上手く起動できなかったこともありました。

SC2には、本体に独立したセルフタイマーボタンが付いているので、ストレスなくセルフタイマーを起動することができる点がとても嬉しいです!

【長野県岩根山荘:THETA SC2で撮影中】

上の写真は、本体のセルフタイマーボタンを押してから、指映りを減らすために本体の下の方を持って撮影しているシーンです。

【上で撮影したTHETAの画像】

この場面で笑顔でTHETAを取り出せるSuzuさん、、、やっぱりすごいです!

また、最初に部屋でSC2の試し撮りをしたときには、SCよりも暗部での画質がとてもきれいなことに驚きました。

今回は、THETAのストラップ用アタッチメントを付け、ストラップをかけても使用してみました。山では荷物が多いため、撮りたいときにすぐ取り出せるアクセスの良さが重要になるのですが、ストラップは山でとても便利だと思います。

SC2はSCと比べて、雪山では本当に使いやすさが全然違うので、嬉しいです!

ありがとうございました!冒険大好きなSuzuさんの、これからの挑戦を楽しみにしています!(平川)

Instagram:@Suzuwander

使用機種:THETA SC /THETA SC2

※本記事は、THETA SC/SC2をモニターして頂いたSuzuさんに、ご使用時のエピソードをインタビューさせて頂いて内容です。

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