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【解説!】RICOH THETA Z1 51GBモデルの特徴や活用シーンを詳しくご紹介!

Posted date : 2021.04.28

このたび「RICOH THETA (リコー・シータ)」の最上位機種として前身機種から内蔵ストレージを拡張した「RICOH THETA Z1 51GB」が発売となりました。

新製品の「RICOH THETA Z1 51GB」は、2019年5月に発売した最上位機種「RICOH THETA Z1」の内蔵ストレージを拡張したモデルです。高画質・高品質な360°の静止画・動画を撮影できるRICOH THETA Z1の基本性能はそのままに、ストレージ容量を気にせずに利用したいという市場のニーズに応え、保存可能な容量を従来機種の19GBから51GBへと大幅に増強しました。

そんなTHETA Z1の特徴や、THETA Z1だからこそ活用できる利用シーンを、まとめてご紹介します!

THETA Z1とは

THETA Z1は、コンパクトなボディに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、約2300万画素相当(6720×3360ピクセル)の360°の高品質な静止画を撮影することができる、THETAシリーズのフラッグシップモデルです。絞り優先など多彩な撮影モードにも対応し、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに高品質な映像を得ることが可能です。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

また、動画撮影時には回転3軸補正による強力な手ぶれ補正機能により、4K(3840×1920ピクセル)、30fps(フレーム/秒)相当の滑らかで臨場感あふれる360°の動画撮影を実現しています。

THETA Z1は特に室内撮影に便利な「HDR合成機能」をはじめ、最大19の設定で連続撮影する「マルチブラケット撮影」、星の光跡の記録などに使える「インターバル合成機能」、など多彩な撮影モードも搭載しています。また、プラグインによる機能拡張に対応しており、スマートフォンにアプリをインストールして新しい機能を付加するように、様々な機能を追加することが可能です。

インターバル合成で撮影

*いけだじゅんじ様(@ikejun3d)撮影

THETA Z1はRAW(DNG)+JPEG形式での保存が可能で、一般的な一眼レフのように、本格的な色味や画質の編集をすることができます。

今回登場したRICOH THETA Z1 51GBモデルでは、保存可能な容量を従来機種の19GBから51GBへと大幅に増強したことで、RAW+ で約900枚、JPEGで約6350枚の撮影データを本体ストレージに保存することが可能になりました。

一般のお客様は勿論、不動産物件の閲覧や、建設現場における進捗管理などのビジネス市場においても、ご活用いただける商品となっております。

活用シーン1:出会った景色を高精細に

特別な旅先でも、日常の風景含め、360度の景色をより細部まできれいに思い出に残したいとき。ぜひTHETA Z1で、その景色を360度で撮影してみてください。

*@suzuwanders様撮影

1.0型センサーを搭載したTHETA Z1は、従来のTHETA シリーズでは苦手としていた暗所でも綺麗に撮影することができます。

最高ISO感度6400を実現し、高感度が必要とされる夜間や薄暗い室内での撮影でも優れたノイズ低減性能を発揮します。2段階の絞り機構を内蔵しており、開放からF3.5とF5.6に絞り込むことが可能。絞り込むことで周辺部の解像感がより向上します。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

*いけだじゅんじ様(@ikejun3d)撮影

また、THETA Z1には「手持ちHDR」と呼ばれる、三脚などに固定する必要なく、手持ちや自撮り棒で手軽にHDR撮影することができるモードも搭載しています。

THETA Z1は、スマートフォンのTHETAアプリ上から撮影条件を「マイセッティング」としてカメラ本体に記録する機能に対応しており、本体のFnボタンのみで使いたいときに登録した撮影設定をすぐ呼び出すことができます。手持ちHDR設定や、その他お好みの撮影設定値などはマイセッティングに登録し、手軽に撮影してみましょう。

手持ちHDR設定×自撮り棒で撮影

*@junjunsurf様撮影

夕暮れや星空の景色、そして大切な人と過ごす思い出の空間も、ぜひTHETA Z1で思い出に残してみてはいかがでしょうか。

さらに、RAW(DNG)+JPEG形式撮影し、PCのLightroom Classicで画像編集することで、より高画質な作品を作り上げることも可能です。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

RAW(DNG)撮影し、Lightroom Classicで現像

*Sam Rohn様撮影

活用シーン2:高画質なバーチャルツアーに

コロナ禍の影響で、不動産の物件紹介や施設紹介等で、360度画像を使ったバーチャルツアーのニーズが急増しています。室内撮影ではTHETA Z1のHDR合成機能を活用することで、明暗差を抑えたより高画質な360度空間を手軽に撮影をすることができます。

また、片側レンズごとに数秒差で撮影する「タイムシフトシューティング」というプラグイン機能をを使えば、撮影時どこかに隠れることなく、THETAの横に立ったままの状態で、撮影者が映り込まない完璧な360度画像を撮影することも可能です。


*THETA 360.bizを使用

さらに、プラグイン拡張機能の「DualFisheyeプラグイン」※の、HDR-DNGモードを活用することで、自動で明るさを変えてブラケット撮影した最大9枚のDNG(RAW)データを、THETA Z1内部で合成することができます。

JPEGのHDR合成画像と比較して、よりダイナミックレンジの広い360度画像として編集することができ、室内で撮影すると白飛びしがちな窓の外の景色も、より綺麗に画像編集することが可能です。

Dual FisheyeプラグインのHDR-DNGモードで撮影

※店内を明るく表現すると同時に、窓の外の景色も白飛びを抑え、鮮やかに。明暗差を抑えた画像。

*Toyo  Fujita様撮影

より高級感のあるバーチャルツアー撮影のため、世界中のパノラマフォトグラファーたちに愛用されているDualFisheyeプラグインのHDR-DNGモード。特別な場所の360度画像を撮影したいときにも、景色の撮影にも、ぜひお試しください。

※Dual Fisheyeプラグインはパートナープラグインです。

活用シーン3:建築・設計など現場確認に

360度の空間をワンショットで記録に残すことができるTHETAは、建築・設計・デザイン系の仕事をはじめとした、「現場確認」「現場調査」の画像記録に最適です。

*Waka Design Room 君塚和香様

スマートフォンや普通のカメラだと、どうしても空間の撮り逃しが出てしまうこともあるでしょう。360度カメラのTHETAをさっと取り出してワンショットで撮影すれば、空間の撮り逃しがなく、後からでも状況を360度で、リアルに確認することが可能です。

現場確認・現場調査用途として、THETA SC2など他のTHETAシリーズでももちろん活躍します。ただ、1.0型センサー搭載でより高感度・高画質なTHETA Z1を使えば、少し薄暗い屋内や屋外の現場も、画像拡大した際の細部の様子も、従来のTHETAシリーズと比べて、より高精細に記録に残すことができます。

「現場を簡単に記録する」ためのあなただけの仕事道具として、THETA Z1を活用してみてください。

活用シーン4:360度ライブ配信に

コロナ禍の影響で、実際に現地に足を運べない人のために「THETAを使った360度映像で現地の様子をライブ配信してみたい!」というご要望をよく耳にするようになりました。

THETA Z1とMacBook Proなど比較的スペックが高いパソコンがあれば、あとは最低限のハード・ソフトウェアで360度ライブ配信が可能です。

ライブ配信に対応している機種は、THETA Z1・THETA V(終売)の2種類です。THETAは従来、長時間ライブ配信を行うと内部発熱でシャットダウンが発生することがありました。そこで昨年、THETA Z1はファームウェアをバージョンアップし、環境温度30度程度までにおいて、24時間の連続配信に対応できるようになりました。

※保証値ではありません。

オンラインで360度空間をライブ発信したいようなイベントや、また、360度の現場確認ツールとしても。ぜひTHETA Z1を活用したライブ配信をお試しください。

活用シーン5:CG制作の光源情報(HDRI)に

現実空間に近いよりリアルなCGを制作するため、「HDRI」と呼ばれる空間の光源情報が使われています。従来は、一眼レフなどで各方向のマルチブラケットで撮影した画像を一枚の360度画像に繋ぎ合わせ、CGライティングの光源情報として活用されることが一般的でした。最近では360度カメラTHETAをそのHDRIを手軽に撮影・生成するためのツールとして、CG業界で活用されることが増えてきました。

RAWデータでの撮影に対応し、開放からF3.5とF5.6に2段階に絞り込むことが可能なTHETA Z1は、一眼レフに近い高画質なHDRIデータをより手軽に撮影し、リアルなCG画像を作り上げることが可能です。

*(株)デジタルフロンティア 土井淳様

より綺麗な景色を撮影することが目的の写真愛好家の方から、仕事やビジネスでの活用シーンまで。

さまざまなシーンで活躍するRICOH THETA Z1 51GBモデルを、ぜひお試しください!

編集:平川

画像協力:Instagram: @ikejun3d, @suzuwanders, @junjunsurf, Toyo Fujita様, Waka Design Room君塚和香様, (株)デジタルフロンティア 土井淳様, ROKUMEI. COFFEE様

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