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【星空撮影】360度カメラTHETAで、星空を綺麗に撮影する方法

Posted date : 2020.02.27

日本一の星空「長野県阿智村」をご存知ですか?

阿智村は環境省の実施する全国星空継続観察で「星の観察に適していた場所」の第一位(平成18年)に認定された、日本一星空が綺麗な村です。
その見事な星空を、スタービレッジ阿智 誘客推進協議会の小島 嘉仁さんに360度カメラ・THETAで撮影していただきました。

まずは日本一の星空をご覧ください。

阿智村の星空(TOP) 撮影者:小島 嘉仁 – Spherical Image – RICOH THETA

どうやったら撮影できるか、色々な場面での星空撮影の設定値や撮影方法ついて小島さんに教えていただきました。

星空の撮影は長時間露光で数十秒かけて撮影します。
手持ちで撮影するとブレブレの写真になってしまうため、できるだけしっかりと固定できる三脚が必要です。

【準備物】

・三脚 風で揺れないように、なるべくしっかりしたもの。
・一脚 三脚の写り込みを防ぐのに、あると良いです。

【テスト撮影】

周りの明るさとアングルによって設定値が変わってきますので、まずはテスト撮影をします。

撮影設定はスマホの基本アプリをマニュアルモードにして設定します。
ISO3200、シャッタースピード10秒(Z1の場合はF値2.1最小にする)
星は1時間に15度動いているので、肉眼で見ると分かりにくいですが、撮れると思った星が動いてしまいます。
テスト撮影は短時間で行い、アングルを素早く決めます。

【本番撮影では、ISOをできるだけ下げるよう調整】

アングルが良かったら、ISOを1600に下げていきます。ISOが高いとノイズが多くなり、画質がざらざらするので、できるだけ下げるよう調整します。
シャッタースピードは遅すぎると星が線になって映ってしまいますが、30秒くらいまでなら大丈夫です。撮影した画像を大きく印刷する場合は、だいたい15秒~20秒くらいです。

 


■月の明るさごとの設定値

阿智村での月の明るさによる設定値は参考までに以下の通りです。

【満月】

・満月の日時:8/15 21:00頃
・撮影日時:8/17 19:53
・設定値:f2.1 シャッタースピード25秒 ISO1250 ホワイトバランス自動

阿智村の星空(満月) 撮影者:小島 嘉仁 – Spherical Image – RICOH THETA

 

【下弦(半月)】

・下弦日時:8/23 24:00頃
・撮影日時:8/26 22:03
・設定値:f2.1 シャッタースピード25秒 ISO1600 ホワイトバランス自動

阿智村の星空(半月) 撮影者:小島 嘉仁 – Spherical Image – RICOH THETA

 

【新月】

・新月日時:8/30 20:00頃
・撮影日時:8/31 22:05
・設定値:f2.1 シャッタースピード15秒 ISO3200 ホワイトバランス自動

阿智村の星空(新月) 撮影者:小島 嘉仁 – Spherical Image – RICOH THETA

 

■街灯がある場合の設定

星空を綺麗に撮影するには真っ暗で街灯がない場所で撮影する必要がありますが、多少の明かりがあっても見ている満天の星を撮影したいですよね。
街灯などがあって明るい場合は、ISO800→400→200と感度を下げていきます。
シャッタースピードは10秒→5秒→1秒
余分な光を取り入れないように、シャッタースピードで取り込む光の量を調整します。

イルミネーションを撮影する時にも応用できます。星と違って動かないので、こちらの方が簡単です。
適正露出がより過剰になるため、イルミネーショの場合は、ISO100で、シャッタースピードを3秒→5秒と調整します。

星空撮影に1番適しているのは、高感度に強いTHETA Z1ですが、SC2やVでも同じような設定値で星空撮影が可能です。

ぜひ、星空撮影にチャレンジしてくださいね!(坂本)

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