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360度カメラのTHETAを持って、世界一周新婚旅行!

Posted date : 2020.02.25

なぜ、世界一周新婚旅行?

こんにちは!私たちは、世界一周の新婚旅行を敢行した夫婦、純一とあずさです!私たちは2018年末に結婚しましたが、その直前に二人で仕事を辞めました。なぜなら、二人で1年間、世界一周旅行をする!と決めていたから。

そして、THETA SCを旅の相棒として片手に持ち、2019年2月に出発しました。今回は、私たちがTHETA SCを通してどのような世界を見てきたか、皆さんにご紹介したいと思います。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

【ケニアのマサイ族の村】

まず、私たち夫婦は、出会う前からお互いに旅行が大好きでした。僕は大学生の時に初めての飛行機と海外を経験して以来、海外に冒険に出るのが大好きになり、いつか結婚する人と一緒に世界一周が出来たら素敵だなーとずっと夢を描いていました。就職もなるべく資金の貯まりそうな外資系を選び、5年間その資金を貯めました。

【バリのクタビーチで夕日を見ながら】

妻も学生時代から海外に興味があり、留学をしたりオーストラリアで1年働いたりもしていました。もっと色んな国で冒険をしてみたいと思っていたところで、付き合い始めた僕の「世界一周がしたい」という夢にすぐに賛同してくれました。
そして世界一周をただの夢で終わらせずに、いつしか二人で実現させよう!と話すようになり、結婚を機に超ロングハネムーンとして世界一周旅行に出かけることに決めました!

旅のテーマ

私たちの旅のテーマはずばり、Beachです。私たち夫婦は湘南に住んでいて、サーフィンが共通の趣味の1つである、海大好き夫婦です(笑)。

もちろん世界一周の冒険旅なので、街にも山にも田舎にも、行ったことがない土地はどこでも行きたかったのですが、1年弱という限られた時間しかなかったので、なるべく世界中のビーチや海をメインに訪れたいと考えていました。

また、この旅は私たちが結婚して2ヶ月後に出発した超ロングハネムーン旅行でした。そのため、笑いあり涙あり喜びあり困難ありと様々な面から二人の絆を深めあおう!というのも旅の大きなテーマでした。

旅のルート

今回の旅のルートは、旅のテーマである海に多く入るため、”Chasing Summer”というサブタイトルをつけてなるべく常夏の国を中心に回ることを考えました。出発が2019年2月末だったので、まずはその時期に暖かい南半球に、そして6月以降は北半球に戻ってくるルートをざっくり決めました。

【マルタのコミノ島のビーチ】

するとすぐに妻が、「オーストラリア・メルボルンのホストファミリーに会いに行きたい!」と言い出したので、鶴の一言で最初の行き先が決定しました(笑)。

オーストラリアの1番の思い出といえば、なんと言っても2回目の結婚式!私たちが挙げた日本での結婚式に参加できなかったオーストラリアのホストファミリーが、妻の友人たちを集めてハウスパーティー形式の結婚式を提案してくれたんです!!

結婚式当日はさすが真夏のオーストラリア、40度に迫るとても暑い日でしたがお天気にも恵まれました。ご飯は全部、シェフであるホストファザーの手作りで、ホストファミリーのお庭で挙げた結婚式には妻の友人たちが30人近く大集合。とてもアットホームな雰囲気で本当に最高の思い出ができました。

あとは、オセアニア→アフリカ→ヨーロッパ→北米→中南米→南米というざっくりとしたルートだけ決めて、詳細はほとんど決めていきませんでした。夫婦お互いに、色々な国に友人が散らばっているので、その友達に会いに行く事もプランに組み込んでルートを決めて行きました。

【サンマリノ共和国の城の頂上】

実際には、行きたい国や会いたい人が多すぎて、ルート決めは毎度喧嘩になるくらい大変でしたけど(笑)。
他には、旅の序盤で行く予定だったスリランカでテロが起こって急遽行先を変更したりと、トラブルにも見舞われたので、あまり事前に予定を立てすぎない方が良いことも学習しました。

THETAを購入したきっかけ

旅に出る前に、せっかくだから何をするかテーマを二人で決めよう!と話し合いました。たまたま妻の友人の結婚式で、ドローン撮影をしながら世界一周をした御夫婦にお会いする機会があり、出発前に何回かお話を伺えました。

その話がすごく興味深くて、自分たちも何か出来ないかなーと思った時に出てきた案が、全天球カメラである360度カメラで撮影した「世界」を他の人と共有する事でした。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

【フィジーでの”島一つ丸ごとビーチクラブ”】

しかし、それまでに360度カメラを使ったことがなかったので、使い勝手など分からず選ぶのにかなり時間がかかりました。様々な人のレビューと店員さんの意見を参考にした結果、THETAシリーズが私たちに一番合っていました。

本当は当時の最上級モデルであったTHETA Vと防水ケースが欲しかったのですが、その時はまだ360度カメラのポテンシャルを知らなかったので、とりあえず導入ということでTHETA SCに決定しました。後になって思ったのは、もっといいモデルを買っておけばよかったという後悔ですね。世界一周旅でのせっかくの写真だったので、もう少し解像度が欲しいと感じることも多かったです。

【ジンバブエとザンビアの国境の橋】

THETA SCを購入したのは、出発する直前の2019年2月です。旅の最初はなかなかうまく使いこなすことが出来ず、特に写り方や機能、撮った後の写り具合が全然わからなくて悪戦苦闘しました。しかし色々な土地で撮影していくうち、だんだん上手くなっていった気がします。

旅の当初のプランでは、定期的にブログを書いてそこにTHETAで撮影した写真や映像を埋め込み、外部と共有するつもりでした。ところが、これに関してはお互いに怠け者すぎて全くと言っていいほど続かず…(笑)結局インスタグラムにあげていくだけになりました。

【キューバ随一のリゾート地】

SNSの共有先としてインスタグラムに絞ってしまいましたが、途中で残念なことに気がつきました。現在のインスタグラム機能では、360度カメラの写真や映像をそのまま載せることができないので、せっかくの360度カメラの良さが半減してしまうんです。

そのため、インスタグラムに載せるTHETAのデータは、上の写真のように丸いリトルプラネットに画像加工したものか、360度であることがわかるように写真を動画にして載せています。

THETAでの撮影で印象的だったこと

僕は星が好きで大学では天文学を専攻していたので、THETAで最高の満天の星空を撮ることを密かにこの旅の目的の1つにしていました。実際に訪れた、世界一星空が綺麗な村として知られるニュージーランドのテカポ村は、想像以上に星が降る村で感動しっぱなしでした。

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

【ニュージーランドのテカポ村】

また、動物を撮影する時、人が近づくと逃げて行く動物もTHETAだと興味を持って近づいてきてくれることがあります。THETAのビデオモードで撮影しながらそっと近づけたり、THETAを動物の近くに置いて、離れたところからリモート撮影することで動物の姿を間近で撮ることもできました。

【ケニアのジラフセンター】

あと、パレードの時やイベントの時に全然前が見えないこととかありますよね。その時にTHETAなら、一脚とリモート撮影機能を用いて上から全体を撮影することができます。もちろん周囲に迷惑のかからない範囲でとなりますが、便利な使い方だと思っています。メキシコでは、独立記念日のパレードでうまく撮影できました。

【メキシコ独立記念日@メキシコシティ】

※スマホビューの場合は、動画タイトルをタップした上で、YOUTUBEアプリからご覧ください。

THETAを使って撮影しながら街を歩いていると、どこに行っても周りから不思議そうな顔で見られました。まず見た目がカメラらしくないので(笑)たまに360度カメラの事を知っている人がいると話しかけてくれて話が盛り上がったり、ごく稀に360度カメラで撮影している人も見かけました。

インドでは、あまりの人の多さに圧倒されて最初はカメラを持ち歩くことも控えていたのですが、慣れてきた頃に勇気を出してTHETAで撮影をしてみると、みんながみんなカメラを凝視していくので面白かったです(笑)。

【インド チェンナイの繁華街】

※スマホビューの場合は、動画タイトルをタップした上で、YOUTUBEアプリからご覧ください。

THETAを始めとする360度カメラはまだまだ珍しい存在なので、友人や参加したツアーで仲良くなった方にTHETAの写真をあげると、とても喜ばれました。THETAのおかげで周りの人と仲良くなるきっかけになったり、人気者になれましたよ(笑)

旅で使うTHETAの魅力

従来の写真やビデオと違い、THETAはその瞬間その場所の全て切り取って写真・映像として記録することが出来るという点が、私たちにとって最大の魅力です。

購入した当初は漠然と、360度全方位が記録できるだろうなー程度しか思っていませんでしたが、実際に撮影した写真を見ると、驚きとともに興奮と感動したことを覚えています。

【タンザニア ザンジバル島の市場】

さらにTHETAで撮った写真をTHETA+アプリで加工すると、今までとは全く違うインパクトのある写真が作り出せる、という点も大きな魅力です。1枚の写真でも、加工や切り取り方次第で全然違う雰囲気の写真を簡単に作るが出来るのはすごいですね。

また、VRゴーグルを使って記録した写真や映像を見れば、まるで自分がその映像を撮った時の空間に戻った気分に浸ることができます。実は、これが私たちの一番やりたかった事です。私たちが歳を取った時に、ふと映像を見返すと楽しいかなーなんて考えています。

【ナミビアのセスリエム国立公園】

そういえば出発前、THETAで撮影した映像を車椅子の祖母にVRゴーグルを使って見せてあげた事があるんです。見せた映像は、私たちの友人10人が真ん中に置いたTHETAを取り囲んで、思い思いに喋って手を振っているだけの簡単な映像だったのですが、それを見た祖母がめちゃくちゃ笑顔で手を振り返して喜んでいました。

これを見た時、自分もすごく嬉しくて、もう旅行にも行けない祖母にもTHETAなら旅行に行った気分にさせてあげられるかもしれない!と思いました。

この祖母の例と同様に、旅の中で撮ったTHETAの写真や映像を、臨場感を落とすことなくどうにかうまく他の人と共有してみたいなと考えています。普通の写真や映像だと、確かに綺麗なものは綺麗ですが臨場感に欠けますよね。

【ボツワナのマカディカディ塩湖ツアーの途中】

THETAの写真や映像をVRゴーグルを通して見れば、見ている本人自身がその場を訪れているかの様な雰囲気を体感できるのではないかと考えています。そしてその土地々々の良さや雰囲気を仮想体験することで、自分もその場所に行ってみたい!とか色々感じて何かに通じるんじゃないかなと思っています。

最近気がついた面白い方法が、大画面のテレビで鑑賞(ミラーリング)する方法です。携帯だと画面が小さくて臨場感が無くなります。またVRゴーグルでは、ピント調整が難しかったり複数人で同時に楽しむ事が難しいです。ところが大画面テレビだと、かなり臨場感が出て色移りも鮮やかになり、みんなで一緒に楽しむことができます。ミラーリングしていれば、画面の操作も手元の携帯でできるので、最近ハマっています。

THETAの一脚の使い方

手写りを減らし、よりきれいに撮りたくて、旅の途中で一脚を購入しました。実は、この一脚の正しい使い方も旅の最後に知りました。

私たちのイメージでは、「THETAの天頂方向」=「撮影された時の天頂方向」という認識でした。そのため、撮影した写真のほとんどでは一脚の先の雲台部分をまげて、THETAだけを上に向けて撮影していましたが、どうしても一脚の持ち手や柄の部分や写り込んでいました。

ところが、THETAには「自動天頂補正機能」が備わっているので、撮影時にTHETAがどの方向に向いていたとしても再生時には天頂方向が真上に補正されます。

つまり、一脚の持ち手の部分からTHETAの頭までをまっすぐ一直線にすることで、余計な一脚の持ち手部分の写り込みを最小限にできるのです。

世界一周旅行から帰った後の福岡の糸島での旅行で、このTHETAと一脚の撮影方法を試してみました。上が、撮影している様子です。

こうすることで、下のTHETAの画像のように、一脚の持ち手の写り込む部分を最小限にすることができました!

【福岡の糸島】

今後のTHETAへの期待

今回の旅で使用したモデルは、THETAの中でも一番初心者向きのTHETA SCでした。そのため、旅の途中からいくつか気になる点が出てきました。

まず、SCに関しては「色味」、「解像度」、「HDR撮影時のブレやすさ」「HDRでの撮影後の処理時間」「携帯との接続にかかる時間」「転送時間」が気になるようになりました。あと撮影できる「容量」も多くはなかったので、こまめに旅の途中でバックアップを取る必要がありました。

正直、オート(HDR無し)で撮影した場合は「色味」が味気なくなりがちだったり、明暗がはっきりした場所(日中の太陽光と影が同時に入る場所)ではうまく撮れませんでした。そのため常にHDRモードを使用するようになりましたが、その分写真は「ブレやすく」なり、また撮影直後の処理時間もかなり長くなってしましました。

【インドネシア コモド島※HDRで撮影】

この「色味」と「ブレやすさ」を改善するために、旅の途中から一脚を導入して手持ち撮影を減らす工夫をしたので、撮れる写真のクオリティーはかなり改善されました。しかし残りの点についてはカメラ本体の性能なので、上位機種を購入するのが一番だと思います。

色々と列挙してしまいましたが、私たちが買ったTHETA SCはTHETAシリーズの中でも一番簡素なモデルなので上記のような機能を求めるべきではないのはわかっています。次回は、お金を貯めて最上位機種のTHETA Z1を手に入れてまた世界に繰り出したいと思います!(笑)

===編集部より===

THETA SCユーザーの古澤様ご夫妻にご寄稿頂きました!素敵なエピソードをご寄稿頂き、ありがとうございました。

なお、ご指摘頂いていたSCの課題については、SCの後継機種、及び上位機種機種で改善されておりますので、次回お買い換えの際にぜひご参照ください!

色味・画質: SC2/V、及び静止画最高画質のZ1でさらに改善されています。
HDR撮影のぶれやすさ:V/Z1の「手持ちHDR」機能では、三脚を使わなくてもブレにくいHDR機能が昨年秋のバージョンアップで可能になりました。
転送速度:SC2/V/Z1で大きく改善されています。特にVは静止画転送速度が最も早い機種になります。
動画の画質:SC2/V/Z1は4K動画対応で改善されています。

Instagram:@vr_worldtravel

使用機種:THETA SC

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