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RICOH THETA Xの動画性能の特徴を解説します

THETAについて

Posted date : 2022.05.06

新しく登場するRICOH THETA Xは、従来のRICOH THETAシリーズ(以下THETAシリーズ)の機種と比べて、動画の性能も大きく進化しました!

THETAシリーズとして初めて、5.7K(5760×2880ピクセル)動画/30fps、4K/60fpsの動画にも対応し、撮影のバリエーションがより豊富になりました。

さらに、撮影時に本体内で360度動画の動的スティッチング・天頂補正・手振れ補正を実施しながら記録するため、従来機種のようにPCやスマホのTHETAアプリで360度変換処理を行うことなく、撮影後すぐに、360度動画データをそのまま活用できるようになりました。

360度動画は、その場の臨場感のある雰囲気をリアルに伝えることができるVRコンテンツとして、また、現場を歩き回りながら360度で動画撮影し、現場調査に活用するなど、さまざまな業種で活用されるシーンがますます増えています。

今回は、THETA Xの動画性能の特徴について、詳しくご紹介します!

最大5.7K/30fps, 4K/60fpsに対応

従来のRICOH THETAシリーズの機種は、動画の解像度最大4K/30fpsまでの対応でした。THTEA Xでは、新規開発の光学ユニットとメインプロセッサによって、シリーズとして初めて、5.7K/30fps、そして4K/60fpsの360度動画にも対応しています。

8K/10fps video APIについての詳細はこちら

ビットレートも最大5.7K/120Mbpsまで選択可能になり、より高品質な360度動画を記録できます。

Shoot by Sam Rohn in the NY subway (5.7K/30fps/120Mbps)
*スマホで閲覧する場合は、YouTubeアプリからリンクを開くことで360度動画の閲覧が可能です。

また、フレームレートが高い4K/60fpsモードで撮影することで、VRヘッドセットなどの大画面で動画を閲覧する用途としても、動きが滑らかで視聴しやすい360度動画コンテンツをつくることができるでしょう。

Shoot by Sam Rohn at Union Square (4K/60fps/120Mbps)
*スマホで閲覧する場合は、YouTubeアプリからリンクを開くことで360度動画の閲覧が可能です。

Shoot by Sam Rohn at Union Square (5K/30fps/120Mbps)
*スマホで閲覧する場合は、YouTubeアプリからリンクを開くことで360度動画の閲覧が可能です。

動画サイズのデフォルトは4K/30fps/54Mbpsです。5.7K/30fpsなど他の「動画サイズ」は、本体タッチパネル上の「撮影設定」画面から簡単に行うことができます。

※日本語表示を選択した場合は、日本語の設定画面が表示されます。

動画のスティッチ処理が不要に

THETA Xでは、THETAシリーズとして初めて、撮影時に本体内で360度動画の動的スティッチング・天頂補正・手振れ補正を実施しながら記録するため、従来機種のようにPCやスマホのTHETAアプリで360度変換処理を行うことなく、撮影後すぐに、360度動画データをそのまま活用できるようになったことも、大きな特徴です。

従来は、魚眼画像が並んだ360度動画データをPCやスマホに取り込んだ後、THETAのPCアプリ上で360度変換処理を行う必要があり、その変換処理にかなりの時間を要しました。

撮影した360度動画データはPCなどで引き取った後、さっとそのままYouTubeにアップしたり、そのまま動画編集ソフトで編集したりすることができます。

ワークフロー簡略化のイメージ

少し処理に時間がかかる印象の360度動画も、手軽に撮影した後、変換処理も必要なく、YouTubeなどでそのままVR動画としてアップすることができるでしょう。

動画の手振れ補正強化

THETA Xは、姿勢センサ制御の改良とブレ補正のアルゴリズム改良によって、従来のTHETAシリーズと比べて動画の手振れ補正が強化されました。THETA Xを持って歩きながら撮影しても、視聴しやすい動画を撮影することができます。

 THETA X と THETA Vの手振れ補正比較

他にも・・

THETA Xは、シリーズとして初めてバッテリー交換・メモリーカード(microSDXC)交換に対応しました。そのため、電池残量やメモリー容量を気にすることなく撮影することができます。

※予備バッテリーとして別売りの「充電式バッテリー DB-110」をお試しください。microSDXCカードは別途求めください。

もしライブビューを確認しながら動画撮影したい場合は、「撮影設定」画面の「動画ライブビュー」メニューから、「ライブビューあり」に切り替えることもできます。

※日本語表示を選択した場合は、日本語の設定画面が表示されます。

THETA Xの大型タッチパネルでは、動画撮影時のライブビューがデフォルト設定ではOFFになっていますが、必要に応じて動画ライブビューもお試しください。

※その場合、バッテリー消費がデフォルトの「ライブビューなし」と比較して大きくなるためご注意ください。

※ライブビューオフでの動画撮影中のシーン。「REC」と撮影秒数が表示されるため、ライブビューオフでも確実に撮影できていることが目視で確認可能。

また、操作パネルのランプの映り込みへの影響を完全になくしたい場合は、「画面オフ」にして、完全にランプを消した状態で撮影することもできます。

ぜひTHETA Xで、手軽に360度の動画撮影やVR動画コンテンツ制作にもトライしてみてくださいね!

注意:

・ 動画の撮影は、内部温度上昇時は自動終了します。カメラの温度上昇に伴い、5.7K/30fps、4K/60fps動画撮影時の撮影可能時間は最大約10分(25度環境下)となりますが、温度環境によって異なります。
・ 5.7K/30fps、4K/60fpsの動画は、お使いのスマートフォンのデバイスによっては転送・閲覧できないことがあります。撮影した5.7K/30fps、4K/60fpsは、PCでデータを引き取ることをお勧めします。
転送・閲覧できるスマートフォンデバイスの情報はこちら
・ 5.7K/30fps、4K/60fpsの動画撮影時は無線LANをオフにして、本体のタッチパネル上で動画撮影設定・撮影開始を行ってください。もし5.7K/30fps、4K/60fpsでスマートフォンから動画の撮影指示を行いたい場合、THETA Xの内蔵バッテリーを外した状態で、ACアダプターK-AC166J(別売)で給電しながら動画の撮影を行ってください。

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編集:平川
撮影:大原

Video shot by Sam Rohn

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