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RICOH THETA Xの静止画画質の特徴を解説します

THETAについて

Posted date : 2022.05.02

新製品のRICOH THETA Xは、CMOSイメージセンサー、メインプロセッサー、レンズユニット等すべてを一新し、約4,800万画素相当の新規センサー搭載により、出力画素で最大約 6,000 万画素 に相当する高精細な 360°の静止画撮影が可能です。

また、二種類の画像サイズを選択できるため、明るい室内撮影で高精細な画質を実現する11Kと、気軽に効率よく撮影できる5.5Kとを、シーンに応じて使い分けできることもTHETA Xの特徴のひとつです。

今回は、そんなTHETA Xの静止画の特徴や、他のTHETAシリーズとの画質の違い、そして11Kと5.5Kのおすすめの使い分けについて詳しくご紹介します!

Photo by Sam Rohn – Spherical Image – RICOH THETA

THETA X 11K Auto (1/2sec ISO64)

Photo by Sam Rohn

THETA X静止画:11Kの強み

THETA Xは、5.5K(約1500万画素相当)と11K(約6,000万画素相当)の2種類の設定、本体の操作部上で簡単に切り替えて使うことが可能です。

本体の操作部上で11Kを設定することで、さらに高精細な画質で撮影することができます。特に、不動産の屋内など、明るい屋内で固定した状態でHDR合成モードで撮影をすることで、11Kの強みを発揮します。

Photo by Yuqing guo – Spherical Image – RICOH THETA

THETA X 11K HDR

Photo by Yuqing guo

細部を拡大してみると、11Kの画質の高精細さをより実感することができるでしょう。不動産や施設の撮影で、確実にきれいに撮影したい場合は、ぜひ11KのHDR合成モードで撮影してみてくださいね。

THETA X静止画:5.5Kの強み

THETA Xのデフォルト設定は5.5K(約1,500万画素相当)です。5.5Kと11Kの2種類には、以下のようにどちらも強みがあるので、シーンに合わせて便利に使い分けてみましょう。

 5.5K and 11Kの特徴比較 

THETA Xのデフォルト設定は5.5K(約1,500万画素相当)です。

5.5Kの場合、11Kと比較してファイルサイズが抑えられます。(5.5K=1約4MB/枚、11K=約10MB)。5.5Kで撮影した画質はTHETA VやTHETA SC2とほぼ同等の静止画画質ですが、新規設計の無線モジュールにより、5.5Kで撮影することによって、スマートフォンへの画像データ転送速度が従来のTHETA Vと比較しても約1.5倍速くなることも大きな特徴のひとつです。

また、新規設計のメインプロセッサによりHDR合成モード時の合成処理時間も、THETA Vと比較して約1/3の時間に短縮されます。

オートモードにおけるISO感度上限のデフォルト値は11Kの場合ISO800、5.5Kの場合はISO1600という違いもあります。
※設定で上限を変えることも可能。
高感度が必要になるような少し薄暗いシーンでは、5.5K撮影した方が、ブレが少なく撮影することができるでしょう。

薄暗い建設現場での手持ち撮影や、不動産や施設の撮影を大量に行いたい場合には、ノイズが少なく、サクサク使えて効率の良い5.5Kがおすすめです!

 THETA X 11K, 5.5K, THETA V, THETA SC2の画質比較

*スマホで閲覧している場合は、こちらのリンクからそれぞれのモデル名をクリックして画像を確認してください。

THETA X静止画:その他の強み

THETA Xで撮影した静止画は、THETA SC2や従来のTHETA Vと比較して、パープルフリンジと呼ばれる、輝度差が大きな窓枠などに発生しやすい紫色のフリンジの発生が少ないことも強みのひとつです。

窓の景色が多いような明るい不動産や施設の撮影では、軸上色収差が少ないTHETA Xで撮影することで、よりより美しく空間の撮影ができるでしょう。

THETA X静止画:他のTHETAシリーズ機種との違い

RICOH THETAシリーズには、他にもエントリーモデルのRICOH THETA SC2と、フラッグシップモデルのRICOH THETA Z1があります。

最上位機種 THETA Z1の大きな特徴は、1.0型の大型イメージセンサを搭載しているという点と、RAW記録に対応しているという点です。

夜景や建設現場の薄暗いシーンなどでは、大きなイメージセンサを搭載しているTHETA Z1で撮影することで、よりノイズが少なくクリアに撮影することができるでしょう。また、RAW記録に対応し、360度画像を現像して活用したい場合も、THETA Z1のご使用がおすすめです。

総合的なノイズの少なさなど、最高画質の機種は、フラッグシップモデルのTHETA Z1です。
ただ、JPEGで効率よく撮影する用途が多い場合は、本体のみで撮影設定が変更でき、撮影画像もすぐに確認できるTHETA Xがおすすめです。

ぜひ手軽にきれいに撮影できるTHETA Xを試してみてください!

Post from RICOH THETA. – Spherical Image – RICOH THETA

THETA X 11K HDR (1/1250sec ISO50)

Photo by Sam Rohn

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Special THANKS to Sam Rohn and Yuqing Guo!

編集:平川

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